【車種別】ガソリン代・電気代の月間比較!通勤とプライベートでこんなに違う
物価高が続くなか、毎月のガソリン代は家計に大きな影響を与えます。特に車通勤をしている人にとって、ガソリン代は固定費のような存在です。今回は、車種ごとの燃費と利用スタイル別(通勤・プライベート)にかかる月間コストを比較してみました。
比較の前提条件
- ガソリン単価:180円/L
- 通勤利用:往復30km × 20日=600km/月
- プライベート利用:200km/月
- 車種:軽自動車、普通車(ガソリン)、ハイブリッド車、EV(電気自動車)
月間ガソリン代比較表
車種 | 燃費(km/L) | 月走行距離(通勤) | 月ガソリン代(通勤) | 月走行距離(プライベート) | 月ガソリン代(プライベート) |
---|---|---|---|---|---|
軽自動車 | 18 | 600km | 約6,000円 | 200km | 約2,000円 |
普通車(ガソリン) | 12 | 600km | 約9,000円 | 200km | 約3,000円 |
ハイブリッド車 | 25 | 600km | 約4,320円 | 200km | 約1,440円 |
EV(電気自動車) | 6km/kWh相当 | 600km | 約2,700円(電気代換算) | 200km | 約900円(電気代換算) |
結果から見えること
表を見ると、同じ距離を走っても車種ごとに月数千円の差が出ることがわかります。特に普通車とハイブリッド車を比べると、通勤だけで月5,000円近くの差になります。年間にすると約6万円、かなり大きな金額です。
EVは本当にお得?
電気自動車はガソリン代に比べて確かに安く済みます。しかし、充電設備の有無や電気代の変動、バッテリーの寿命コストも考える必要があります。走行コストは安いが初期費用は高め、というのが現状です。
通勤とプライベートでの使い分け
- 通勤メイン:燃費の良いハイブリッドやEVが有利
- プライベート週末ドライブ:距離が少ないので燃費差はそこまで大きくない
- 都市部:公共交通機関が整っているなら車を持たない選択も節約になる
- 地方:車が必須なら、維持費を含めて軽自動車が最もコスパ良し
まとめ
ガソリン代は車種や使い方によって月2,000円〜9,000円以上の差が出ます。車選びや使い方を工夫することで、年間数万円の節約につながります。家計の見直しをする際は、固定費だけでなく「交通費(車の維持費・燃料費)」にも目を向けてみましょう。
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